ドコモ「カケホーダイ」が利益圧縮、利益予想を1200億円引き下げ [スマホ]
携帯キャリア大手のNTTドコモは10月31日、2015年3月期の利益予想を当初の7,500億円から1,200億円引き下げ、6,300億円としました。
背景には、今年6月から開始した通話定額プラン、カケホーダイに関する誤算があったようです。同日にはKDDIも中間期決算を発表しており、両社の現状がはっきりと分かれた結果となっています。
NTTドコモ、カケホーダイが利益を圧縮
NTTドコモが同日発表した9月中間決算の売上高は、前年同期比1.2%減の2兆1,729億円、営業利益は同15.5%減の3995億円と減収減益で、通期の売上高予想も当初から1,900億円下げ、4兆4千億円となっており、冒頭の利益予想と合わせて、かなりの不調が見て取れる内容となりました。
同社によると、これまで通話料金を多く支払っていた顧客が通話定額プランであるカケホーダイに想定より多く流れたことが、今回の利益下方修正の主な原因のようです。
9月にiPhone6/6 Plusの発売がされてからというもの、同端末の販売実績でライバルソフトバンクの後手に回っていた同社ですが、既存顧客の収益構造にもややブレが生じ、不調に終わっている現状が浮き彫りになりました。
KDDIは決算、iPhone6/6 Plusの販売ともに堅調
同日には、ライバルのKDDIも決算発表を実施しており、9月中間期の売上高は前年同期比3.8%増の2兆1,319億円、営業利益は同10.7%多い3,847億円と2期連続の増収増益だった、としています。
iPhone6/6 Plusの販売については、各種メディアの報道でもある通り比較的堅調に推移したようで、旧型のiPhoneから同端末に乗り換える顧客は9割が自社の顧客としてとどまったほか、(詳しい数値は明らかでないものの)他社からの流入についても増えているとしています。
NTTドコモの不調が止まりませんね。これまで本サイトでも、iPhone6/6 Plusについて通話定額プランを強制したことから販売の不調が続いていることをお伝えしてきましたが、既存顧客に関する予想でもブレがあったようです。本件について、同社の加藤薫社長は「ナンバーワンだったという気持ちを捨て、チャレンジャーとしてのぞむ」としており、今後どのような改革手腕を振るうのかが待たれます。
背景には、今年6月から開始した通話定額プラン、カケホーダイに関する誤算があったようです。同日にはKDDIも中間期決算を発表しており、両社の現状がはっきりと分かれた結果となっています。
NTTドコモ、カケホーダイが利益を圧縮
NTTドコモが同日発表した9月中間決算の売上高は、前年同期比1.2%減の2兆1,729億円、営業利益は同15.5%減の3995億円と減収減益で、通期の売上高予想も当初から1,900億円下げ、4兆4千億円となっており、冒頭の利益予想と合わせて、かなりの不調が見て取れる内容となりました。
同社によると、これまで通話料金を多く支払っていた顧客が通話定額プランであるカケホーダイに想定より多く流れたことが、今回の利益下方修正の主な原因のようです。
9月にiPhone6/6 Plusの発売がされてからというもの、同端末の販売実績でライバルソフトバンクの後手に回っていた同社ですが、既存顧客の収益構造にもややブレが生じ、不調に終わっている現状が浮き彫りになりました。
KDDIは決算、iPhone6/6 Plusの販売ともに堅調
同日には、ライバルのKDDIも決算発表を実施しており、9月中間期の売上高は前年同期比3.8%増の2兆1,319億円、営業利益は同10.7%多い3,847億円と2期連続の増収増益だった、としています。
iPhone6/6 Plusの販売については、各種メディアの報道でもある通り比較的堅調に推移したようで、旧型のiPhoneから同端末に乗り換える顧客は9割が自社の顧客としてとどまったほか、(詳しい数値は明らかでないものの)他社からの流入についても増えているとしています。
NTTドコモの不調が止まりませんね。これまで本サイトでも、iPhone6/6 Plusについて通話定額プランを強制したことから販売の不調が続いていることをお伝えしてきましたが、既存顧客に関する予想でもブレがあったようです。本件について、同社の加藤薫社長は「ナンバーワンだったという気持ちを捨て、チャレンジャーとしてのぞむ」としており、今後どのような改革手腕を振るうのかが待たれます。
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