ドコモが3位転落…携帯大手3社の「勢力地図」に異変か [スマホ]
“通期3位転落”苦戦続くドコモ…大手3社の勢力図変わる
2014年11月5日 7時57分
産経新聞
携帯大手3社の平成26年9月中間連結決算
■ソフトバンク…アリババ上場が寄与 KDDI…過去最高益
携帯電話大手3社の平成26年9月中間連結決算が4日、出そろった。
ソフトバンクは関連会社の中国電子商取引最大手アリババ集団の米国での上場が寄与し、最終利益を前年同期比36・7%増の5607億円と大きく伸ばした。一方、新料金プランの影響で減収減益を余儀なくされたNTTドコモは、過去最高の営業利益を上げたKDDIに通期で抜かれ、上場後初めて3位に転落する見通し。携帯大手3社の勢力地図は大きく変わろうとしている。(山沢義徳)
ソフトバンクの孫正義社長は4日の決算会見で「ネット関連企業にこつこつ投資してきた成果の表れだ」と胸を張った。足元の急激な円安も、傘下に多くの海外企業を抱える同社にとってプラスに働いている。
今後の投資の焦点はインド市場。先月には同国のネット通販大手スナップディールに約680億円投資して筆頭株主になると発表、今後10年間で1兆円規模の投資を行うという。
通期の営業利益予想は、昨夏買収した米携帯大手スプリントの経営再建に時間がかかるとして、当初比1千億円減の9千億円に下方修正したが、売上高8兆円の予想は据え置いた。
KDDIの中間決算の営業利益は過去最高の3847億円。携帯電話と光回線の「セット割引」を武器に、半期で100万件以上の契約純増ペースを維持した。通期営業利益も7300億円と2期連続の2ケタ成長を達成する見通しだ。
これに対しドコモは、6月に導入した定額通話プランで料金収入が大きく落ち込んだ。挽回を図るため、NTT東西の光回線とのセット割引を来年2月に開始する。ただ、今期の営業利益予想は23・1%減の6300億円と当初比1200億円の下方修正。まだまだ苦戦が続きそうだ。
ドコモ「カケホーダイ」が利益圧縮、利益予想を1200億円引き下げ [スマホ]
背景には、今年6月から開始した通話定額プラン、カケホーダイに関する誤算があったようです。同日にはKDDIも中間期決算を発表しており、両社の現状がはっきりと分かれた結果となっています。
NTTドコモ、カケホーダイが利益を圧縮
NTTドコモが同日発表した9月中間決算の売上高は、前年同期比1.2%減の2兆1,729億円、営業利益は同15.5%減の3995億円と減収減益で、通期の売上高予想も当初から1,900億円下げ、4兆4千億円となっており、冒頭の利益予想と合わせて、かなりの不調が見て取れる内容となりました。
同社によると、これまで通話料金を多く支払っていた顧客が通話定額プランであるカケホーダイに想定より多く流れたことが、今回の利益下方修正の主な原因のようです。
9月にiPhone6/6 Plusの発売がされてからというもの、同端末の販売実績でライバルソフトバンクの後手に回っていた同社ですが、既存顧客の収益構造にもややブレが生じ、不調に終わっている現状が浮き彫りになりました。
KDDIは決算、iPhone6/6 Plusの販売ともに堅調
同日には、ライバルのKDDIも決算発表を実施しており、9月中間期の売上高は前年同期比3.8%増の2兆1,319億円、営業利益は同10.7%多い3,847億円と2期連続の増収増益だった、としています。
iPhone6/6 Plusの販売については、各種メディアの報道でもある通り比較的堅調に推移したようで、旧型のiPhoneから同端末に乗り換える顧客は9割が自社の顧客としてとどまったほか、(詳しい数値は明らかでないものの)他社からの流入についても増えているとしています。
NTTドコモの不調が止まりませんね。これまで本サイトでも、iPhone6/6 Plusについて通話定額プランを強制したことから販売の不調が続いていることをお伝えしてきましたが、既存顧客に関する予想でもブレがあったようです。本件について、同社の加藤薫社長は「ナンバーワンだったという気持ちを捨て、チャレンジャーとしてのぞむ」としており、今後どのような改革手腕を振るうのかが待たれます。
KDDI も12月初旬に高音質通話「au VoLTE」を開始、iPhone 6/6 Plus の対応は未定 [スマホ]
KDDI と沖縄セルラー電話は、「4G LTE」ネットワーク上の音声通話サービス「au VoLTE」を12月初旬より提供する。さらに、VoLTE を活用した新サービスとして、通話中にスマートフォンの画面やカメラ映像、位置情報などを通話相手と共有できる「シンクコール」と、最大30人で同時に通話できる「ボイスパーティー」も順次提供していく。au VoLTE の料金は、従来の「カケホとデジラ」「LTE プラン」と同一で追加料金は不要。シンクコールは無料、ボイスパーティーは月額300円(税別)から。
au VoLTE 通話に対応する端末は、12月初旬に発売予定の「isai VL LGV31」と「URBANO V01」のみで、現行機種では利用できない。9月より販売している「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」は VoLTE 技術に対応しているにもかかわらず、現時点で au VoLTE の対象機種とされなかった。
VoLTE(Voice over LTE)は、LTE ネットワークで音声通話サービスを実現する技術で、音声データを符号化、圧縮し、小さなパケット(まとまり)に分けて送信する「IP 電話」の一種。ただし、通常のデータ通信で実現される IP 電話(VoIP)アプリケーションとは異なり、通話用に一定の帯域を確保するため、高品質で遅延の少ない通話ができるとされる。また、au VoLTE は通話時に 3G ネットワークへ切替えないため、従来の 4G LTE スマートフォンに比べて短時間での発着信が可能となるそうだ。そして、音声通話中でもメール送受信や Web サイト閲覧などのデータ通信も同時に行える。
シンクコールは、VoLTE 通話中にさまざまな情報を通話相手と共有できるサービス。スマートフォンの画面と再生音を相手のスマートフォンに送る「画面シンク」、カメラで映している映像を相手の画面に表示する「カメラシンク」、お互いの位置情報を地図上に表示する「位置シンク」、画面上で手書きの文字/絵を共有できる「手書きシンク」といった機能を用意している。提供開始は au VoLTE より遅い2015年2月以降の予定で、isai VL LGV31 および URBANO V01 ともソフトウェア アップデートで対応する。
ボイスパーティーは、発信者を含め最大30人が同時に話せる音声通話サービス。発信側は au VoLTE 対応スマートフォンが条件だが、受信側は 3G 通話でも、KDDI 以外のキャリアの端末でも会話に参加できる。注意点は、通話先ごとの通話料が発信側に課金されることだ。サービス開始時期は、12月初旬の予定。
孫正義氏が成しえない意外な夢 売れない画家になるのが夢? [スマホ]
人生における、成功とは何だろう?成功と幸せの関係は、どんなものなのだろう?
夢は、実現しないよりは成し遂げるほうがいい。ただ、どんな成功者でも、じんわりと心にしみわたるような幸せを感じるためには、絶妙な心のバランスが必要なようだ。
よく知られた笑い話の一つに、アメリカ人が南の島に最新の船をセールスしに行くというものがある。男は、その船を使えば今までの何十倍も魚がとれると力説する。
「そんなにとっても、食べ切れない」と島の人が断ると、「余った魚は売ればいい」とセールスマン。「売ってどうする?」「お金が儲かる」「金持ちになってどうする?」「バカンスに行って、南の島の浜辺でのんびりできるぞ」。
そこまで聞いて、島の人はあきれたように肩をすくめた。「私たち、今まさに南の島の浜辺でのんびりしているんだけれど」。
心のゆとりや、余裕を得るために働くという考え方がある。お金があれば、自由に生きることができると青年は考える。
しかし、本当は、そんなに働かなくても、自由はもともと手にしているのかもしれない。必死になって成功して、やっと余裕ができる。それは、ある見方をすれば、一周して「ふり出し」に戻ったということなのかもしれない。
孫正義さんにお会いしたとき、その着想と行動の力が非凡だと感じた。
高校1年の夏にアメリカに行き、「来るしかない」と屈指の進学校を退学し、そのままアメリカに渡ってしまった孫正義さん。そこから、がむしゃらに勉強して、大学に編入し、IT起業家への道をまっしぐらに進んでいく。
世間では、孫さんはとにかくエネルギッシュで力強い人というイメージがあるだろう。もちろんその通りであるが、私は少し違った側面にも注目している。
孫さんのオフィスを訪ねたとき、たまたま私の弟子が一緒にいた。孫さんに、「こいつ、東京藝術大学に4浪して入って、今は売れない画家をしているんです」と言うと、孫さんは目を輝かせて、「売れない画家になるのが、僕の夢なんです!」とおっしゃった。
孫さんにそんな夢があったとは意外だが、いずれにせよ、私の弟子は、天下の孫正義さんの「夢」を、もうすでに実現してしまっていることになった。何しろ、売れない画家なのだから!
そんなことを言うと、孫正義さんは大声で笑われた。その表情が、素敵だった。
もちろんあくまでも冗談であるが、そのようなユーモアのセンスを持っているところが、孫正義さんの成功の秘密の一つなのではないかと思う。
人間の脳は不思議なもので、がんばれる人は、言わなくても自然に努力する。一方、ガンバレ!といくら言われても、どうしても体が動かないということもある。
集中して時を忘れる「フロー」の状態では、がんばっていることは実は嬉しいこと、楽なことである。がんばるということは、決して無理をするということではない。
お目にかかったとき、孫さんは、「人工知能に興味がある」とおっしゃっていたが、言葉通り、感情を理解するロボットを発表するなど、着実に事業を進めていらっしゃる。
孫さんががんばれる秘密は、あれほど成功しても、「夢は売れない画家なんです」と言う、そのバランス感覚にあるのではないかと思う。
どんなに忙しい日常でも、心のどこかに「南の島」がある。そんな心のバランスが、がんばれる人をつくるのだ。
ドン・キホーテの格安タブレット「カンタン Pad」の実力がすごい件wwwww [スマホ]
1ヶ月ぶんのケータイ代より安いでこれ。「ドンキ」タブレットの実力
子供用には、ちょうどいいかも。
ディスカウントストアのドン・キホーテが、7インチのアンドロイドタブレット「カンタン Pad(感嘆パッド)」を発表しました
本商品の最大の特徴は、なんといっても価格。なんと、税抜き5,980円です。まさに、感嘆価格。
一体、この価格で、どの程度の性能となっているのでしょうか? サイズの近い、Googleの「ネクサス 7」と比較してみましょう。
比べてみよう
というわけで、重要な部分を比較してみました。なお、ここで比較している「ネクサス 7」は、最新モデルではなく2012年に発売された第1世代のものです。
ご覧のとおり、2年前に発売された機種未満の性能となっています。まあ、価格相応というところでしょうか。
なお、スペックの見方については、以下の記事をご覧ください。
・スマホのスペック(性能)って どう読めばいい?
・知っておきたい「メインメモリ」と「ストレージ」の違い
・画面の大きさと「解像度」ってちがうの?
子供に与えてみる?
ここまでスペックが低いと、普段使いにはちょっとツラそうです。一体、どのような用途に使えばよいのでしょうか。
いろいろと考えられますが、子供用のオモチャとして使うと良いかもしれません。動画を見るだけだったり、並のゲームを動かすぐらいだったら問題なく使えるでしょう。
なにせ6,000円ですし、使える用途だけはゲーム機よりも広いです。ドン・キホーテで手軽に購入できる点もポイント。
高性能で高価なタブレットばかりがあふれる日本において、こういったポジションの商品は重要かもしれません。スペックは捨て置いてでも安いタブレットを探していた皆さん、いかがでしょうか。